「遠軽高校講座」を実施しました
12月26日(日)、北見工業大学と北海道遠軽高等学校との高大連携協力に関する協定に基づく「遠軽高校講座」を実施しました。
この協定は、本学と北海道遠軽高等学校が連携することにより高等学校教育と大学教育との円滑な接続を図り、人材育成に資することを目的に平成25年度に締結したものです。
この協定に基づいていろいろな事業を展開していますが、その中でも「遠軽高校講座」は、遠軽高校生に大学で行っている教育?研究を、大学で体験してもらう事業です。協定締結から毎年開催(令和2年度を除く)し、今年度は夏に続き2回目、通算で9回目の実施となりました。
今回のテーマは「歩行ロボットについて ― 二足歩行ロボットの動作実験 ―」で、遠軽高校生7人が参加しました。
参加者は、情報通信系の川村武准教授からロボットの歩行動作の仕組みについて講義を受けた後、実際に2足歩行と4足歩行のロボットを操作する実習を行い、その違いを確かめました。研究室も訪問し、本学で研究している最新の車両誘導システムの仕組みを学びました。午後からは2足歩行ロボットの動作実習を行い、どうしたらよりスムーズに動くのか、試行錯誤しながら実際にロボットの設定を行いました。その後、講師や実験アシスタントの本学学生を前に、緊張しながらも自分たちで設定したロボットの動作を披露しました。
参加した高校生からは、「ロボットを一から作ってみたい」「実験の積み重ねで改良していく事の大切さを知った」などの感想が寄せられ、充実した1日となった様子でした。
参加した遠軽高校生のみなさん、お疲れさまでした!
講義の様子 |
こんなロボットもあります |
本学学生による研究紹介 |
2足歩行ロボットを動かしてみよう |