プレスリリース概要

　近年、道東地域において凍上現象に起因すると思われる太陽光発電施設の被害（支柱のねじれ変形や、太陽光モジュールの反り）が相次いでいます。このような現象に対し、本研究チームでは実験によって凍上対策となる基礎形式および根入れ長を明らかにしています。一方、既存施設に対して基礎を再施工することは費用面から現実的ではなく、凍上によって太陽光発電施設の性能が低下する前に適切な措置を講じる必要があります。

　そこで、凍上量と部材応答の関係性を把握するため、実寸法の太陽光発電施設を用いて凍上を模擬した強制変位実験を下記のとおり実施しますので、ご取材いただけます際には、11月8日（金）17時までにお申し込みくださいますようお願いいたします。

　なお、本研究開発は国立研究開発法人新エネルギー?産業技術総合開発機構の委託事業?太陽光発電主力電源化推進技術開発／太陽光発電の長期安定電源化技術開発／安全性?信頼性確保技術開発（傾斜地設置型並びに営農型太陽光発電施設を対象とした凍上対策ガイドラインの策定）」による支援を受けています。

実施概要

実施日時

• 実験①：令和6年11月11日（月）13：00～ （設計荷重を半減した供試体）
• 実験②：令和6年11月13日（水）13：00～ （設計荷重による供試体）

実施場所

北見工業大学 オホーツク地域創生研究パーク
［北見市若松306（北見競馬場跡地）］

試験概要

• 詳細は、プレスリリース資料をご覧ください。

連絡事項

• 悪天候の場合は中止または延期することがあります。
• 安全のためヘルメットをご持参ください。
• トイレは1カ所のみ、飲料用の水飲み場はありません。
• 会場まで公共交通機関はありませんので自家用車等でお越しください。

申込方法

以下の「取材申込書」様式に必要事項をご記入の上、電子メール?FAXのいずれかで下記申込先までご送付ください。

• 取材申込書：word形式?PDF形式

取材申込?問合せ先

北見工業大学 研究協力課 地域連携係

〒090-8507 北海道北見市公園町165番地
TEL：0157-26-9154　FAX：0157-26-9155
E-mail：kenkyu09*desk.kitami-it.ac.jp
（送信の際に*を@に変更してください）