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北見工業大学

大学概要

教員の紹介

ウ アテイ
YU Yating
地域マネジメント工学コース / 准教授
地域国際系

研究者情報

  • 学位

    博士(工学)

  • 担当授業科目

    経済学入門A, ???????????/??????入門 ????食品, 地域???????総合工学I 地域???????, ???????????/??????入門 地域???????, コース概論 地球環境, コース概論 地域未来, 地域???????工学概論/短期履修

  • 専門分野

    経営工学、生産管理

  • 研究テーマ

    労働集約型作業現場における生産性向上に関する研究, 介護職労働者における職業性ストレスおよび職務満足度に関する研究

  • 所属学会

    日本経営工学会, 日本医療マネジメント学会, 日本ホスピタリティ?マネジメント学会

研究室の概要

日本では、急速な少子高齢化社会が進み、労働人口が減少していることにより、労働力は長期的に不足の傾向が見られる。そして、人の労働力に頼る割合の大きい労働集約型作業における生産効率向上および人材確保をするため、作業現場における生産効率化に向けた人材力向上に対する対処方法が重要な課題となっている。人材力向上の主要な要因に関しては、作業者の適性、知識?経験及び作業者の満足度、職業性ストレスなどの個人差が挙げられる。本研究室では、VRや画像処理などの技術を用いて作業適性や知識?経験の個人差の低減方法を研究している。また、作業員の定着率を向上させるため、主観的評価方法(アンケート調査)と客観的評価方法(身体的?心理的評価指標の測定、作業の動作?工程分析、作業負担の評価など)を結合して評価?分析により作業者の作業負担の低減や職務満足向上?職業性ストレス低減し、定着率向上に有効な施策を研究している。

研究室の研究テーマ

  • 作業現場における従業員の定着向上に関する研究

    定着率に係わる作業者の職務満足度、職業性ストレスの影響要因については、単年度の調査データに基づき、主観的評価方法(アンケート調査)を用いた調査?分析している報告が多数あったが、客観的評価方法と結合して複数年度に調査分析の報告はまだ少ない。本研究では、客観的評価方法として生理的指標(心拍間隔、唾液アミラーゼ濃度)の測定、作業者行動?工程分析、作業の標準時間の算出などを用いて複数年度にわたって業種ごとに職務満足要因および職業性ストレス要因を調査分析することにより定着率要因を明確にすることを研究している。

  • 介護施設における介護従事者のストレス要因に関する研究

    日本および中国では急速に高齢化が進み、要介護者数は増加の傾向が見られる。また、介護職の定着率を高めるためには、精神的?身体的ストレスを生み出す要因を明らかにするとともに、その軽減?解消のための施策を整備することが求められると指摘されている。中国では、日本以上の急速な高齢化とそれに対応するシステムの不足が原因で、介護職員への負担が高まってきていると指摘されている。そこで、本研究では、日本と中国の介護職従事者の精神的?身体的ストレスについて複数年度に渡って調査し、介護職従事者の職業性ストレス要因を明らかにする。さらに、介護職従事者の職業性ストレスを低減する必要な対策について研究している。

  • 音楽を用いたコーピングにおける大学生のストレス軽減効果の有効性に関する研究

    近年、日本ではストレスによる精神病やそれに付随する身体的健康被害の増加がある。令和2年度厚生労働省の報告では、ストレスによる学生の自殺者数が過去最多数となり、ストレスケアが重要な課題と指摘されている。本研究では、大学4年生を音楽聴取によるストレス軽減の過程を心理的?生理的指標で評価する。それにより音楽の楽器ごとにストレス軽減効果の有効性に関する研究を行っている。