オホーツク農林水産工学連携研究推進センター所属教員らの招待論文がダウンロード数1位を獲得しました
本学機械電気系 エネルギー総合工学コースの武山眞弓教授、佐藤勝准教授、情報通信系 情報工学コースの安井崇准教授、さらに電気通信大学の横川慎二教授による招待論文「エゾシカ肉のおいしさの計測」が一般社団法人 電子情報通信学会 2020年9月号に掲載され、見事月間ダウンロード数1位(9月期)となりました。
かねてより武山教授らは、本学センターの一つであるオホーツク農林水産工学連携研究推進センター(農業連携)に所属し、エゾシカの農林業被害の状況を改善するために、エゾシカの駆除とジビエ利活用の可能性等を研究し、その成果を電気学会、電子情報通信学会などで精力的に発表しています。
また、日本食品科学工学会、電子情報通信学会、マイクロウェブワークショップなどで電気を使ったおいしさの新たな計測方法として、リアルタイムで結果が得られる生体電気インピーダンス法によるおいしさの可視化について招待講演し注目を集めています。
今回は、電子情報通信学会から招待論文の依頼を受けての論文投稿となりましたが、8月下旬に公開されるとすぐに8月のダウンロード数8位、論文の掲載月である9月には見事月間ダウンロード数1位、10月でも3位と高いダウンロード数を保持し注目を集めています。
さらに、この研究の一連の成果として、エゾシカ肉をおいしく食べるということに関しては、これまで本学生協食堂へのレシピ公開と、生協食堂でのエゾシカカレーなど話題に上ったメニュー展開においても協力し、研究だけでなくそのおいしさを発信していることにも注目が集まっています。
今回ご紹介したこの招待論文は、現在、電子情報通信学会論文誌:エレクトロニクスCから無償でダウンロードすることができますので、ぜひご覧ください。
[研究協力課 2023/04/17 更新]