常呂町産業振興公社が、本学との共同研究により開発した「ホタテ貝ガラ粒状石灰」が令和3年度北海道新技術?新製品開発賞のものづくり部門で奨励賞を受賞
10月19日(火)、常呂町産業振興公社が本学応用化学系の大野智也教授との共同研究により開発した「ホタテ貝ガラ粒状石灰」が、令和3年度北海道新技術?新製品開発賞のものづくり部門で奨励賞を受賞しました。
この賞は、北海道が本道工業の技術開発を促進し、新産業の創出や既存産業の高度化を図るため、表彰年度の前々年度以降に開発や商品化された、新規性、独創性が高い新技術?新製品に対して表彰をするものです。
大野教授は、平成29年度から常呂町産業振興公社と、ホタテ貝殻の有効活用の一環として貝殻粉末の造粒技術の共同研究を行っており、開発した製品の事業化、及び工場の新設?稼動に尽力しました。今回の商品は、水産加工業と製糖業から発生する廃棄物を農業用資材として再利用した物であり、道東地区の循環型農業の実現に大きく寄与する商品として、北海道から高く評価されました。
賞状 | 「ホタテ貝ガラ粒状石灰」 |