国立大学法人北海道国立大学機構 初代理事長の指名について
国立大学法人北海道国立大学機構 初代理事長の指名について
国立大学法人小樽商科大学
国立大学法人帯広畜産大学
国立大学法人北見工業大学
令和3年12月24日、長谷山 彰(前 慶應義塾長)が、文部科学大臣から、小樽商科大学、帯広畜産大学及び北見工業大学の三つの国立大学法人の経営統合により令和4年4月1日に設立する国立大学法人北海道国立大学機構の理事長に指名されました。
理事長指名を受けてのコメント
このたび、文部科学大臣より国立大学法人北海道国立大学機構理事長の指名を受けました。
北海道国立大学機構の設立は、三国立大学法人の経営統合という全国初の試みであり、ミッションとして「北海道内の実学を担う国立大学の教育研究機能の連携強化」による「北海道経済?産業の発展への貢献」を掲げています。
私は、このミッション達成のため、経営努力による財政基盤の強化に努め、三大学の連携による教育研究の発展を支援すると共に、教育システムの高度化と法人運営の効率化を目的としたDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進してまいります。
また、産学官金の連携により、課題の本質を考え抜く強靱な思考力と解決法を発見できる独創性を備えた人材を育成する教育プロジェクト等を創設し、北海道の地方創生を担い、国内外で活躍できる高度人材を育成していきたいと考えております。
それぞれが歴史と伝統をもち、商学?農学?工学の分野において特色ある教育?研究と人材育成を実践してきた小樽商科大学、帯広畜産大学、北見工業大学の三大学がその個性を活かしつつ、教学と経営の連携、教員と職員が一体となった改革を進め、経営統合により、これまで以上に三大学が発展するよう力を尽くしてまいりますので、今後とも、一層のご支援ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和3年12月24日
長谷山 彰
義本文部科学事務次官(左)から指名書の交付を受けた長谷山初代理事長(右)