美幌町自治会連合会女性部会による研修が実施されました
7月20日(木)、美幌町自治会連合会女性部会の29名の方が研修の一環として本学を訪問し、社会環境系の亀田貴雄教授(雪氷科学研究室)の講義や施設見学を実施しました。
まずはじめに、「カーリングに関する最近の研究の紹介」と題して、カーリングのストーンが曲がるメカニズムについて、ランニングバンドの表面の粗さの重要性などを解説しました。
続いて、「屈斜路湖の全面結氷日(1984~2023)と気象データとの関係および将来予測」と題して、屈斜路湖が全面結氷する条件と地球温暖化の影響も踏まえた将来予測について講義を行いました。
その後、雪氷実験室に移動し、外の暑さから一転、真冬の寒さ同様の-20℃の低温室の中で防寒着を着用して屈斜路湖の氷の結晶を観察し、研修は終了となりました。
美幌町と本学は令和3年度に包括的連携協定を締結しており、美幌町自治会連合会の研修受け入れは、昨年の交通安全部会視察研修に続いて2度目となります。今後も地域の要請に応えながら、本学の地域連携?社会貢献活動を推進していきます。
当日の様子