地域循環共生研究推進センター開所式及びカーボンニュートラルセミナーを開催しました
4月18日(火)、本学多目的講義室において、地域循環共生研究推進センターの開所式及びカーボンニュートラルセミナーを開催しました。当日は本学教職員に加え、地域自治体、企業等から合わせて約70名が参加し、小樽商科大学?帯広畜産大学に向けてライブ配信されました。
「地域循環共生研究推進センター」は、環境及びエネルギーの研究を行ってきた本学の「環境?エネルギー研究推進センター」を、これまでの研究を基盤に、その機能を大幅に強化して、環境保全及び地域由来エネルギーの地産地消に関連した研究を組織的に推進するため、令和5年4月1日付けで改組したものです。
開所式では、鈴木聡一郎学長から地域のカーボンマイナスとグリーン社会の実現を推進し、温暖化対策の起源拠点となることを目指すとの挨拶に続き、南尚嗣センター長から、メタンハイドレートからCO2を発生させずに水素を取り出す技術開発の成功等これまでの研究成果の紹介と、地域特性と資源を生かし、持続可能な脱炭素社会の形成に向けて取り組みを進めていくこと等の説明がありました。
開所式に続き開催された「脱炭素社会の実現に向けて~カーボンニュートラルセミナー」では、国立研究開発法人新エネルギー?産業技術総合開発機構(NEDO)技術戦略研究センターの岩崎亮太氏、高知県梼原町環境整備課の石川智也氏、本学機械電気系の坂上寛敏准教授による講演が行われました。
講演後には参加者から次々と質問が挙がり、脱炭素社会の実現に向けた意識の高さが伺える、有意義なセミナーとなりました。
開催案内
日時
令和5年4月18日(火) 13:00~
場所
北見工業大学 3号館2階 多目的講義室
[本学までのアクセスはこちら]
セミナー
開所式終了後、「脱炭素社会の実現に向けて~カーボンニュートラルセミナー」を開催します。
詳細はこちらをご覧ください。
時間 | セッション | 内容 |
13:40~ | 講演1 | [カーボンニュートラルに向けた各国の政策動向と研究開発を含む投資動向] 国立研究開発法人新エネルギー?産業技術総合開発機構(NEDO) 技術戦略研究センター 調整課主任 岩崎 亮太 氏 |
14:30~ | 講演2 | [自然エネルギーによるまちづくり~四万十川源流域における まちづくりの挑戦~] 高知県高岡郡梼原町環境整備課 副課長 石川 智也 氏 |
15:20~ | 講演3 | [温泉に付随する可燃性ガスの利活用に向けて-メタン直接改質反応による水素生成-] 北見工業大学 機械電気系 准教授 坂上 寛敏 |
16:00 | 閉会挨拶 | 国立大学法人北海道国立大学機構オープンイノベーションセンター長 北見工業大学 副学長 渡邊 康玄 |
問合せ先
北見工業大学 研究協力課 地域連携係
〒090-8507 北海道北見市公園町165番地
TEL:0157-26-9157 FAX:0157-26-9155
E-Mail:kenkyu11*desk.kitami-it.ac.jp
(送信の際に*を@に変更してください)