本学教員の結核診断について(第2報)
本学教員の結核診断について(第2報)―令和6年5月13日
令和6年4月9日に、本学の教員1名が3月初旬に肺結核と診断されたことをお知らせいたしました。この教員は定期健康診断で異常が指摘され、精密検査の結果、結核と診断されました。診断まで教員は健康な状態で過ごしており、診断後も症状は表れていません。そのため、他者への感染リスクは低いと考えられ、学内の調査でも他の感染者は確認されておりませんでした。
結核菌は増殖速度が遅いため、検査結果が出るまで時間がかかることがあります。そのため、学内外に対する注意喚起を図るため、全ての検査結果が出る前の段階で第1報として情報を公開致しました。その後、同居家族を含む濃厚接触者の精密検査を通じて、すべて陰性であることが確認されました。これは、当該教員が感染性のある細菌を体外へと排出する段階に至る前に診断されたことを示しており、他者への感染リスクが極めて低かったことを裏付けています。
以上の結果をもって、本学では、今後の学内外への感染拡大は生じないものと判断し、感染者発生に対する緊急対応を終了致します。ただし、調査や検査における精度上の限界があることから、引き続き警戒を続けるとともに、後日、必要な追加調査を行います。また、今回の教訓を生かし、学生?教職員に対する健康診断の確実な受診を促すことといたします。
この件に関して不安や心配をお掛けした近隣住民及び大学関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます。
本学教員の結核診断について(第1報)―令和6年4月9日
令和6年3月4日?本学教員1名が肺結核の診断となりましたので、お知らせいたします。本診断は、定期健康診断において発見された異常をもとに精密検査を行った結果、症状がでる前の段階で発見に至ったものです。そのため、第三者への感染の危険は低い状態と考えられます。診断後、保健所と協力しつつ学内にて進めた疫学調査においても、現時点で他に感染者は確認されていません。
結核は、咳を通じて菌が体外に拡散する疾患です。一方、本件は、咳等の症状が出る前の段階で発見がなされたことに加えて、学内では、コロナウイルス感染症の予防のため多くの学生教職員がマスク着用を続けてきたことから、感染が拡大する可能性は低いものと考えられます。しかし、濃厚接触者を対象とした精密検査のすべての結果が出ているわけではないことから、大学としては、引き続き慎重に学内の対応を進めさせていただきます。
近隣住民の皆様および大学関係者には、ご心配をお掛けすることとなり、お詫びを申し上げます。今後、追加情報が生じ次第、改めてご報告をいたします。
本件に関する問合せ先
北見工業大学 企画総務課
TEL:0157-26-9111