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プレスリリースを更新しました

2025年3月25日付けのプレスリリースを公開しました。

プレスリリース概要

携帯電話を利用した接触追跡の感度向上へ
~比較分析による最適な手法の探求~

 COVID-19の感染拡大抑制策として多くの国でデジタル接触追跡(DCT)技術が導入されました。しかし、BLE方式のDCTはアプリ利用者同士の接触しか検知できず、感度が低いという課題がありました。本学の奥村貴史教授、升井洋志教授、東京大学空間情報科学研究センター長?デジタル空間社会連携研究機構長兼生産技術研究所教授の関本義秀教授を中心とする研究グループは、BLE方式と、携帯電話基地局の接続ログを活用するCIRCLE方式の感度?特異度を比較分析しました。その結果、CIRCLE方式はBLE方式の最大7倍を超える感度を持つことが明らかになりました。一方で、感染者数の増加に伴い、CIRCLE方式では誤検知が増加し特異度が低下することも確認されました。そこで、感染状況に応じて異なる特性を持つDCT技術を使い分けることで接触追跡の実用性を向上させる方策を提案しました。

[研究のポイント]
  • ?新型コロナのパンデミックにおいて、デジタル接触追跡(DCT)アプリが世界中で導入されましたが、利用にはアプリのインストールが必要であり、利用者割合が増えなければ接触検知の効果が十分に発揮されない課題がありました。
  • ?本研究では、澳门皇冠体育_皇冠体育在线-篮球欧洲杯投注网址推荐接触確認アプリCOCOAなどが採用するBluetooth Low Energy(BLE)方式と、パンデミック以前から研究が進められていた携帯電話基地局の接続情報を活用するCIRCLE(Computation of Infection Risk via Con?dential Locational Entries)方式を比較し、CIRCLE方式が最大でBLE方式の約7倍の感度を示すことを確認しました。
  • ?感染症対策において、平時の麻疹患者発生時やパンデミック初期など、感染者が少ない状況では接触検知の感度が高いことが望まれます。一方、感染者が増加すると、感度よりも検知の正確性を高めることが合理的です。今後、これら異なる特性を持つ技術を組み合わせることによる接触追跡アプリの実用性向上が期待されます。
[論文情報]

 ※詳しくは、プレスリリースをご覧ください。

[企画総務課 2025/03/26 更新]

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